研究者の論文執筆をAIで支援、日本発の研究をグローバルへ発信

近年、大学・研究機関においてもAIの活用が広がっている。学術論文の執筆を支援するAI英文校正・翻訳ツールなどを提供するカクタス・コミュニケーションズの日本法人代表、湯浅誠氏に学術研究におけるAI活用の注意点や、人的サービスを併用することの重要性について話を聞いた。

AI英文校正・翻訳ツールで
研究者の論文出版を支援

湯浅 誠

湯浅 誠

カクタス・コミュニケーションズ株式会社
日本法人代表取締役
1978年生まれ。大学を卒業後に渡英後、カクタス・コミュニケーションズのインド・ムンバイ本社に就業。日本法人の設立に携わり、現在、カクタス・コミュニケーションズ株式会社の日本法人代表取締役を務める。大学・研究機関、学協会など日本のアカデミアに国際化支援事業に長く携わり、現在はカクタス・グループ全体において日本・中国・韓国を中心とした戦略的グローバル・マーケティングおよびブランディングを統括。

2002年にインドのムンバイで設立された科学コミュニケーションとテクノロジーの企業、カクタス・コミュニケーションズは英文校正サービス「エディテージ(Editage)」など世界の研究者の論文出版を支援する事業を展開している。日本法人の代表・湯浅誠氏は次のように語る。

「エディテージは英語を母語としない日本人研究者が言語の壁を乗り越え、国際的なジャーナルに論文掲載ができるよう支援します。論文出版に到るまで論文原稿を何度も改訂しなければならない著者のために、業界初となる回数無制限・修正量無条件の無料再校正サービスを開始するなど、手厚いサポートを強みとして、同分野におけるトップブランドへと成長しています」

(※全文:1845文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。