関西国際大学が海外共同プロジェクト、産学連携で起業家精神を育む

Innovation Dojo Japan合同会社(本社:神戸市)は、令和4年度の文部科学省「大学の展開力強化事業」において、関西国際大学(本部:兵庫県三木市)と「産学官連携ベンチャー・エコシステムの創成」プロジェクトのパートナーシップを締結した。

文科省「大学の世界展開力強化事業」は、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力を強化するため、高等教育の質の保証を図りながら、日本人学生の海外留学と外国人学生の受入れを行う事業だ。

今回の「産学官連携ベンチャー・エコシステムの創成」プロジェクトは、異文化間環境において、起業家マインドを持って多様な仲間と協働し、新産業やビジネスを牽引する国際的イノベーターを育成するため、関西国際大学と従来から国際協働教育等で連携してきた神戸芸術工科大学、宮崎国際大学とともに、神戸市、関西経済同友会との産官学連携の下、オーストラリア、インド、英国、カナダの大学と連携して起業家育成のための国際協働教育を推進するものだ。世界5ヵ国の大学で実施する海外共同プロジェクト(実施期間2022年度~2026年度の5年間)となる。

AIによる労働・雇用形態の変化に対応し、「多文化共生意識」を保持し、グローバルな視点を持ち国際的な課題を解決しうる中核人材を輩出することが同事業の目標だ。関西国際大学が中心となり、神戸市内で実施する国内プログラムの企画・運営をInnovation Dojo Japanが担当し、国内外の大学生に対して、起業家精神の醸成やスタートアップ・エコシステムの理解を深めるアクティビティを実施する。最終日には、国内外の学生が協働して、国際学生起業家会議にてプログラムの成果や学びを発表する予定だ。

23.2.20news3

Innovation Dojo Japan合同会社・プレスリリースより