過去最高の3,782社に「令和4年度大学発ベンチャー実態等調査」経産省

経済産業省は5月16日、「令和4年度大学発ベンチャー実態等調査」の結果を取りまとめ、その結果を公表した。

調査結果(速報)によると、2022年10月時点での大学発ベンチャー数は3,782社と、2021年度に確認された3,305社から477社増加し、企業数および増加数ともに過去最多を記録した。

大学別の大学発ベンチャー数では、前年度に続き東京大学が1位(371社)で、2位も前年度に続き京都大学(267社)だった。3位は前年度5位から順位を上げ慶應義塾大学(236社)、4位は筑波大学(217社)、5位は大阪大学(191社)となった。 

慶應義塾大学(前年度175社)や、筑波大学(前年度178社)は、前年度から大きく数を伸ばしており、多くの大学がベンチャー創出に力を入れていることがうかがえる結果となった。

同調査は、大学発ベンチャーの設立状況を定点観測するとともに、事業環境やニーズ等を調査し、その成長に寄与する要因等を分析することで、今後の政策展開に活用するため実施している。結果の詳細はURLから。
https://www.meti.go.jp/press/2023/05/20230516003/20230516003.html?from=mj

230517news1

画像はイメージ。photo by beeboys / Adobe Stock