リコー等の異業種8社、「はたらく人の創造性コンソーシアム」設立

株式会社イトーキ、NTT都市開発株式会社、oVice株式会社、株式会社ザイマックス不動産総合研究所、株式会社JTB、株式会社パソナ、VISITS Technologies株式会社、株式会社リコーの8社は、はたらく人の創造性を高めるための研究、研究成果の普及、および創造性を高めるためのビジネス創出を目指して、「はたらく人の創造性コンソーシアム」を発足した。

昨今の情報化社会の進展に伴い、業務の効率化や生産性向上が進むなか、それらを超えた、はたらく人にとっての創造性の発揮が今後ますます重要になると考えられる。世界経済フォーラムが発表した「仕事の未来レポート2020」では、2025年に必要とされる15項目のスキルの5番目として創造性、独創性が挙げられており、注目が高まっている。

働く上での創造性を高めるアプローチとしては、(1)「阻害要因の排除」、(2)「自発性やWell-Being等、創造性に影響を与える要因の整備」、(3)「直接創造性を高める働きかけ」がある(リコー経済社会研究所調べ)。コンソーシアムでは、(3)のはたらく人の創造性を直接高めることに焦点を当て、独自の研究や実証実験、それらから得られた知見の普及活動を行う。また、アドバイザーとして、永山晋氏(一橋大学 ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センター 准教授)も参加する。

今後、共同研究や研究成果をまとめたレポートの発行、創造性を高めるためのビジネス創出の検討などの活動を行う。コンソーシアムに参加する8社は、業界の垣根を越えて共創し、はたらく人が創造性を発揮し、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会を目指す。

23.1.17news2

「はたらく人の創造性コンソーシアム」第1回会合の集合写真(株式会社リコー・プレスリリースより)