「大人の金融教育」に関する調査、受講経験者はわずか2割

e-ラーニングに関するサービスの様々なコンテンツを提供する株式会社イー・ラーニング研究所(本社:大阪府吹田市)は、成人の男女計533人を対象に「2022年:大人の金融教育に関する調査に関する調査」を実施した。

その結果、金融教育は「自分の将来のため」に必要であると認識されているものの、学ぶ場所がわからないことがハードルとなっていることが明らかになり、オンラインなど通いやすい場所が求められていることがわかった。また、家庭での金融教育教材としては「オンライン教材」の他に、楽しく学べる「アナログゲーム」や「書籍」にも関心が高まっていることが示された。

「投資に関する教育を受けたことはありますか」という問いについて、「はい」と回答した人はわずか2割。さらに、「金融教育や投資教育を受けるうえでのハードルは何ですか」という問いでは、「どこで受けられるのかわからない」が全体の半数以上で最も多く、どの世代についても、金融教育を学ぶ場所がわからないことがハードルとなっていることがわかった。

この結果から、政府でも投資による資産形成の必要性が叫ばれている一方で、きちんとした金融教育を学ぶ環境が整っておらず、必要性を感じていても、実際に行動に移せていない状況であることが示された。また、若い世代ほど、「受ける時間がない」、「投資できるお金がない」の回答数が多く、金融教育を進めていくためには、時間的・金銭的余裕を持つことが必要であることがわかった。

22.8.19news1

株式会社イー・ラーニング研究所・プレスリリースより

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