明石市の通信制サポート校、高校生が独自のWEBメディアを運営

2023年4月に明石市に開校予定の通信制サポート校「青楓館高等学院(以下、青楓館)」は学生が運営する独自WEBメディア「ワタシル」をリリースした。「ワタシル」は自分らしく生きるために「私を知る」ためのメディアだ。社会で活躍し自分らしく生きている人たちに取材して記事を作成することで、現状の自分と何が違うのか何が同じなのかを認識し、発信する。

内閣府の子供・若者の生育状況等に関する調査では「自分は役に立たないと強く感じる」と49.9%の若者が回答(内閣府調べ 2019年11月1日~12月2日まで調査、13歳から29歳までの男女に標本数を 10,000 サンプルとしインターネット調査を実施)するなど、自己肯定感、自己有用感を低く感じ悩んでいる若者が多くいることがわかっている。青楓館では教育活動の一環として、学生自身の手でメディア運営を行うこと、さらに自分らしく生きる大人にインタビューすることを通じて、社会と自己を知り、自己肯定感を高める教育活動をスタートした。                                                 

青楓館では「生徒一人ひとりの個性を尊重し、自分らしく生きる力を養う」を理念としており、「自分を知る」「社会を知る」「社会と繋がる」という3つのカリキュラムを設けている。「ワタシル」の運営は「社会を知る」カリキュラムの一つの方法だ。

また、青楓館では起業家、芸能、アスリートなど、その道のプロを毎月1回ゲストスピーカーとして招き、「人生の失敗談」を語る時間がある。取材先をゲストスピーカーとして招聘し、更に深い話を聞く機会にすることも検討している。

22.10.26news3

株式会社青楓館・プレスリリースより