人材育成で気候変動リスクをチャンスに　ビジネスゲーム研修が始動

株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ（本社：東京都新宿区）は、企業の気候変動対応をテーマとしたビジネスゲーム研修を2022年9月1日より提供開始する。企業が気候変動リスクを克服するには、気候変動をビジネスチャンスとしてとらえ業務改革と新技術開発を推し進める必要がある。しかしながら、従業員への動機付けや基礎知識周知など、基本的な部分で遅れをとっている企業も数多く見受けられるのが現状だ。

このような状況に対しソーシャルインパクト・リサーチは、自社の豊富な社会的インパクト評価コンサルティング・TCFDコンサルティングの実績をもとに、企業の気候変動対応をテーマとしたビジネスゲーム研修を2022年9月1日より提供開始することとした。

研修参加者はただ基礎知識を学ぶだけでなく、ゲームの中で主体的に気候変動対応を実践し、ゲームの得点の形でただちに評価を受ける。ゲームであるため、何度でもチャレンジ可能であり、高い教育効果を期待できる。

ゲームに登場する企業の「強み・弱み」は、実在する企業の経営戦略を分析した結果に基づいており、小売業・製造業・流通業等、研修参加者はさまざまな業界の企業経営者となってゲームをプレイすることができる。

また、ビジネスゲームは、金融安定理事会（FSB）が2017年に発表した「気候関連財務情報開示タスクフォースによる提言 - 最終報告書」（TCFD提言）の内容を参考にしている。TCFD提言では、諸企業に対し「シナリオ分析」と呼ばれる手法を用いて気候変動が企業にもたらすリスクと機会を分析しその結果を公表するよう求めている。このゲームもTCFD提言を参考にして、「シナリオ分析」「リスクと機会」の要素を取り入れている。

株式会社ソーシャルインパクト・リサーチ・プレスリリースより

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