奈良市・奈良先端科学技術大学院大学との連携協定を締結 奈良高専

国立高等専門学校機構は4月19日、奈良工業高等専門学校(奈良高専)が、奈良市及び奈良先端科学技術大学院大学と、それぞれが保有する知的・人的・物的資源等を有効に活用し、相互に連携・協力することで、地域の産業振興と経済の持続的な発展に寄与することを目的とした連携協定を3月29日付で締結したことを発表した。

奈良先端科学技術大学院大学は、奈良高専専攻科修了生の進学先としてだけではなく、教育プログラムへの参加や共同研究など教育・研究面の連携が以前から活発に行われてきた。また、地域創生という面では、両教育機関の学生が奈良市内において空き家を活用した地域活性化に取り組む例や、社会の課題解決に両学生が関わる事例が既にある。 

今回の協定では、こうした取組みが個人としての活動ではなく、同協定を締結して見える化することで、それぞれが保有する知・人・物的資源等のバックアップの下、活動の質を高めていくことが狙いとなっている。

22.4.19news2

左より後藤奈良高専校長、仲川奈良市長、塩﨑奈良先端科学技術大学院大学長(画像はプレスリリースから)