ライフイズテックが教育×生成AI開発の体制を強化、AIラボも新設

ライフイズテック株式会社は、AI教育分野への推進を目的とした体制強化として、取締役の讃井康智氏が最高AI教育責任者(CEAIO)に就任した。また、執行役員VPoEとして技術開発を統括してきた奥苑佑治氏がCTOに就任した。さらに、CTO室直下に生成AI(Generative AI)の研究と教育活用を目的とした専門組織「AI Lab」を新設し、LLM(大規模言語モデル)を応用した新規事業を立ち上げることを視野に、AI技術を活用した新たな教育プロダクトの開発体制を強化するとしている。

ライフイズテックは2010年に創業し、主力事業である中学校・高校向けクラウド教材「ライフイズテック レッスン」は、全国600以上の自治体で4,000校の公立・私立学校、約120万人が利用する、情報・プログラミング学習サービスへと成長している。また、延べ5.7万人以上が参加する国内最大規模のIT・プログラミングキャンプ&スクール「Life is Tech ! 」をはじめ、全社員のDX化を目指す企業のデジタル人材研修なども支援し、これまで100万人以上にデジタルを活用したイノベーション教育を届けている。

また、ライフイズテックでは、昨年末の生成AIの登場以降、すでに数多くの生成AI×教育の新サービス開発や取り組みを進めてきた。中高生向けAIサマーキャンプ・スクールでのAIコース新設、社会人向け生成AI研修「AIレディネス研修」、教員向け生成AI・LLM研修、地方自治体における教育×生成AIのガイドライン検討会や研究会での登壇、中高生が生成AIを活用して地域課題を解決する教育プログラム、生成AIを活用した高校生向け「情報 I 」AI学習支援サービスの開発・リリースなど、その取り組みは多岐にわたる。

今後、AIを学ぶカリキュラム設計や啓発・提言活動を進めていくと共に、AI技術を活用した新たな教育プロダクトの開発体制も強化することで、学校や先生、地域自治体と連携しながら、AIネイティブのための教育変革を牽引するとしている。

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ライフイズテック株式会社・プレスリリースより