子どもの豊かな成長を育む こだわりの「木の玩具」をつくる
なかよしライブラリーは「世界中の子どもたちの豊かな成長を創造する」をビジョンに掲げ、木の玩具・家具を製造販売。同社代表の濱田創氏は、逆境にあった家業の木工所を承継し、経営を再建した。近年は保育園向け事業にも力を入れ、さらに海外への展開も見据えている。
逆境にあった家業を承継し、
製造販売の改革で再建を遂げる

濱田 創
株式会社なかよしライブラリー 代表取締役
1986年、高知県南国市生まれ。大学卒業後、2008年~2015年まで大阪の家具屋に就職し、店長として4年間勤務。2015年、高知にUターンし、なかよしライブラリー代表取締役に就任。製造小売業として木の玩具・家具の製造販売を行う。
1986年に高知で創業したなかよしライブラリーは「世界中の子どもたちの豊かな成長を創造する」をビジョンに掲げ、国産材を使った子ども向けの木の玩具・家具を製造販売している。2代目社長の濱田創氏は2015年、逆境にあった同社を承継して再建へと導き、近年は保育園・幼稚園向け事業も成長させている。
濱田氏の父が創業したなかよしライブラリーは、皇室に玩具を納品するなどの実績をあげていたが、2015年の当時、高知県南国市の近隣にできた産廃施設の影響で、家族や従業員に健康被害が出ていた。濱田氏の父は産廃施設の運営会社や南国市を相手に訴訟を起こしたが、結果は敗訴。経営の疲弊も重なって従業員は減少し、3500万円の借金がある状況だった。
濱田氏による事業の再建は…
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