「デジタルからアナログへ」東京おもちゃ美術館と連携した福井市のこども園
福井市の「めぐみこども園」では、木のある暮らしや「木(もくいく)育」を取り入れ、子どもたちが「ホンモノ」にふれる場をつくることに力を入れている。国産のスギやヒノキを使ったプレールームやウッドデッキを設置し、自然の中での遊びに加え、ICT も活用した学びの場を提供している。
国産材のプレールームや、ウッドデッキで、心の栄養補給
中戸 朋寛
めぐみこども園では、その理念の1つに「ホンモノにふれる」ことを掲げている。「子どもたちがふれるものには『ホンモノ』の素材を使い、五感を育むことを重視しています。全国で初めて東京おもちゃ美術館とタッグを組み、木育ルームも設置しました」
めぐみこども園の中戸朋寛副理事長は、こう語る。園内のプレールームには、厚さ30mmの県産スギを使用している。おもちゃも国産中心で、木を使った…
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