独自のプラットフォームを構築し、学外リソース活用で創造力を育むSSH校
江戸時代の藩校「明道館」の流れを汲む歴史ある藤島高等学校は、産官学連携によるプラットフォームを構築しながら、研究力だけでなく厚みのある教養を身に付けることで更なる高みを目指す、スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の取り組みを行っている。
創造力を有し、課題を発見し解決する力を養う
大森 弘仁
「21世紀を担うリーダーの育成」を教育方針に掲げる藤島高校が、文部科学省の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に初めて指定されたのは2004年のことだった。以来4期連続で指定を受け、今年で17年目を迎える。
2019年に始まった第4期の SSH では「『創造力』を有した未来社会のリーダーの育成」を目的として、粘り強く真理探究を推し進め、課題解決を図る「研究力」や、知識と経験を結びつけ…
(※全文:2090文字 画像:あり)
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