高校生がコロナ後の新事業を考案 大阪府立大、起業家教育講座を開催

大阪府立大学は7月2日、オンライン方式による高校生対象の起業家教育講座「高校生起業家教育講座」を大阪府や民間企業5社と連携して8月に開催すると発表した。

講座ではまず、新型コロナウイルス後の社会変化や社会課題解決を目的としたビジネスアイデア、IT系ビジネスモデル等について考えるオンデマンド講座を各自で受講。その後、Zoomを利用してグループディスカッションを行い、意見を出し合いながらグループでひとつのビジネスアイデアにまとめる中で起業について学ぶ。

オンデマンド講座は、日本政策金融公庫と日本取引所グループ、野村ホールディングス、ソフトバンク、ヤフーと連携し、「FinTech」「SDGs達成」「AI・IoT」などのテーマを提供する。

対象は大阪府内の高校、高等専門学校に在校の生徒で、定員30人、受講無料。本講座は大阪府立大が社会人・大学生向けに実施する起業家養成プログラム「「Fledge」をベースにしたもの。2015 年度から夏休み期間を利用して実施し、昨年度は44人が受講した。

プログラム詳細、申込みは大阪府立大ホームページから。

https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20200702/

20.07.03news3