金沢工大とNEC サイバーセキュリティ人材育成プログラムを開始

金沢工業大学は5月10日、NECソリューションイノベータと共に、サイバーセキュリティの高度な実践スキルを学ぶ独自の「KITコーオプ教育プログラム」を、2021年度から開始することを発表した。同プログラムは、企業の第一線で活躍する技術者を実務家教員として招聘し、学生が実際の業務に従事しながら企業が持つ最先端の技術について実践的に学び、社会と顧客に貢献するという価値と行動を理解する新しい産学協同プログラム。

同プログラムでは、同社社員による寄附講座「サイバー攻撃への対策・解析講座」を2021年度前学期に開講する。さらに、受講者の中から選抜された学生は4ヶ月間、同社北陸支社のサイバーセキュリティグループに勤務し、サイバー攻撃対応・解析に関連する業務に従事する。

産業界との協同によりイノベーションを創出する次世代リーダを育成するため、世界産学連携教育協会(WACE:World Association for Cooperative Education)の世界標準コーオプ教育(CWIE)にさらに独自性を付与し、これからの産学協同教育のスタンダードとなることを目指す。

AdobeStock_300274165

画像はイメージ