立山の原風景に囲まれた「新しい村」 0→1の人材を育むスクールを開校

富山県を拠点にする若手経営者が、レオス・キャピタルワークス(代表取締役会長兼社長、藤野英人氏)などの協力を得て、新しいスクールの開校を目指している。それは各界のトップが講師を務め、多様な人たちが集い、学び直しや再チャレンジの舞台にもなる。

廃校となった小学校を改修、
新たな「スクール」を開校へ

前田 大介

前田 大介

前田薬品工業株式会社 代表取締役社長
1979年、富山県上市町生まれ。英数塾を経営する父と母の下で、山裾や海辺の田舎町や村で育つ。同志社大学を卒業して会計事務所に勤務した後、2008年に父親が務める前田薬品工業に入社。2014年、34歳で代表取締役に就任。現在、富山県成長戦略会議の委員を務める。

富山市に本社を置く前田薬品工業は富山県立山町の廃校になった小学校を活用し、2025年に向けて「インターナショナルスクール」の開校を目指している。

前田薬品工業は1958年に創業、ジェネリック医薬品(後発薬)の外用剤で売上高国内トップ5に入る会社だ。皮膚の疾患薬に強みを持ち、現在では塗り薬の技術を活かしたスキンケア化粧品の開発や、薬の原点といえるハーブや精油を使用した商品の開発・販売にも力を注いでいる。

3代目社長の前田大介氏の下、新たな事業に果敢に挑む前田薬品工業は関連会社「GEN風景」を設立し、2020年3月には立山総合公園すぐそばの広大な田園地帯に…

(※全文:2174文字 画像:あり)

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