定額制・学び放題、「自ら学ぶ」力を育む学習塾のサブスクモデル

1985年に創業し、37年の歴史を持つ小中高生向けの学習塾「学び舎プラット」。富山県の魚津市と滑川市に教室を構え、親子2代で通う生徒もいる地域に根ざした学習塾だ。現在、定額制の学び放題プランを導入し、自立型の個別学習で成果をあげている。

「教えすぎない」指導へと転換、
自立学習を支える「人」の強み

岡本 純一

岡本 純一

学び舎プラット 塾長
名古屋生まれ、小学生から富山県魚津市在住。学生時代の1985年に塾を開業し、以来、学習塾一筋で2000名以上に指導。2つの大学で情報工学、電子工学を学んだ後、富山大学人文学部では国語国文学を専攻。学習指導のスキルアップのため、30歳を過ぎてから学校教員の資格も取得。

学び舎プラットの大きな特徴は、自立型の個別学習であることだ。「保護者の方に説明すると、『自習ですか?』とよく聞かれますが、自習と自立は違います」と、塾長の岡本純一氏は語る。

学び舎プラットの講師は、単に知識を教え込むのではなく、生徒に寄り添い、生徒が自ら学ぶのを後押しする。生徒に任せきりにする自習とは異なり、分からないところの質問に応えたり、学び直しのポイントを示したり、勉強の進め方や取り組む時間を一緒に話し合うなど、一人ひとりに合った指導を行う。また、学び舎プラットには塾専任の心理カウンセラーがおり、いつでも生徒や保護者の悩みを聴く体制を整えている。

大学生時代に塾を開業し、学習塾一筋のキャリアを歩んできた岡本氏は、教えた生徒数が2000名以上にのぼる。かつては自身も「知識を教え込む」指導に…

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