自らの選択を「正解」に思える人を輩出へ 挑戦や貢献の機会を提供

企業研修から人材サービスまで、幅広い事業を手がけるAtionOne。その根底にあるのは、機会提供を通して「選択」を正解にしたい、という強い願いだ。起業の傍ら複業にも取り組み、「複業起業家」としての経験を持つCEOの島田勝彰氏に、事業にかける思いや将来ビジョンを聞いた。

起業家でありながら他社に在籍
「複業」は絶好の成長の機会

島田 勝彰

島田 勝彰

AtionOne合同会社 代表社員
1987年富山県生まれ。富山大学人間発達科学部にて生涯教育を学び、同大学職員として勤務後24歳で起業。「教育格差」の解決に向けて、地方企業や行政、学校に対して人材育成やコミュニケーションの研修や仕組みづくり、対話環境の構築などを行う。複業を活用した挑戦機会のプラットフォーム「スタヒロ」の運営や、教育コンテンツの体験機会を提供する「HUB」運営など独自サービスの開発にも力を入れている。

地方で中核人材を求める企業と都市部で働く人材をマッチングするプラットフォーム「スタヒロ」が正式リリースされて半年が経過した。地方企業の新規事業やアイデアをプロジェクト化して、大手企業をはじめとした都市部で働く人材に「複業」として参画してもらうことをねらう。地方企業の人材不足を解決するとともに、自己成長を望むビジネスパーソンへの教育機会を提供する役割を担うサービスとして期待されている。

「スタヒロ」を運営するのがAtionOne(エイションワン)合同会社だ。「挑戦と貢献の機会提供を通じて、愛が溢れる社会の実現に貢献する」ことを経営理念に掲げ、2013年の創業以来、企業の新規事業領域におけるあらゆる課題に対し、アイデア創出から実行支援まで幅広いフェーズを人材育成やスキル提供など「教育」という側面からサポートしてきた。2021年からは…

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