大学院での研究・思考法の経験は「仕事に活きる」 アカリク調査

技術者・研究者のキャリア支援に特化した事業を15年にわたって続けている株式会社アカリク(本社:東京都渋谷区)は、大学院を修了し、企業で5年以上働いている108名に対し、「大学院経験のビジネス活用」に関する調査を実施した。

約半数の回答者が、大学院を通じて培った経験は、「実際の仕事に活かされている」と実感していることが明らかになった。具体的に、大学院での経験が活きていると思う場面として、「調査・リサーチ」、「資料・レポート作成」などが挙がった。他にも「目標設定とそのプロセスを考えるとき」や「効率化したい時」などの場面で、経験が活用出来ているという声も寄せられた。

また、約半数の回答者が、大学院を通じて培った経験が、現在の職場において「評価されている」と実感していることも判明した。評価を感じる場面としては、「入社時の職位」や「文献等の情報集積を行ったプレゼン等の場面」などが挙げられた。

今回の調査では、大学院を修了した社会人の多くが、大学院での経験が社会人になってからも活かされており、職場で評価される要因の1つとして実感されていることが明らかになった。中でも、大学院で実施していた研究プロセスの思考方法などは、即戦力となる能力の一つと言える。大学院に進学するか、就職するか、という選択で迷われている学生にとっては、大学院に通う経験を元にした先輩の声が後押しとなるかもしれない。

21.12.23news1

株式会社アカリク・プレスリリースより