リコーの全員参加型デジタル革命 RPAやAIツールを全社で展開

1970年代にオフィスオートメーション(OA)のコンセプトを世に提唱し、OAメーカーとしてグローバルに事業を展開してきたリコーは、デジタルサービスの会社への転換を目指す。全社をあげて取り組んでいる、社員の意識改革や業務プロセスの改善について聞いた。

全員参加の社内デジタル革命
業務プロセスを改善し続ける

浅⾹ 孝司

浅⾹ 孝司

プロフェッショナルサービス部 ワークフロー⾰新センター 所⻑

デジタルサービスの会社への事業構造の転換を目指すリコーでは、2018年に全員参加型の「社内デジタル革命」を開始。この方針の下、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やAI(人工知能)などのデジタルツールを活用した業務プロセス改革を全社で展開している。プロフェッショナルサービス部ワークフロー革新センター所長の浅香孝司氏はこう語る。

「私たちは生産現場の3K(きつい・きたない・キケン)を自動化で変えると共に、『オフィスワークの3M』という言葉を作り、そのストレスをなくすことにも取り組んできました。3Mは『面倒・マンネリ・ミスできない』を意味し、社員目線でデジタルを使った改革を進めています」

(※全文:1924文字 画像:あり)

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