DX拡大期に突入した早稲田大学 RPAを全学導入

2032年の創立150周年に向け、中長期目標「Waseda Vision 150」を掲げる早稲田大学は、10年前から業務構造改革を進めてきた。学部ごとにサイロ化された大学が、共通業務の集中化や既存組織の再編成を進めてDX拡大期に入った路程をたどる。

業務構造改革から10年
デジタル化の歩み

2011年から職員の業務構造改革を進めてきた早稲田大学。2013年以降は中長期目標「Waseda Vision 150」に基づき、限られた人的資源を有効に活用することにより、業務の効率化や大学に求められる機能の実現を目指してきた。教育研究および学生支援等の向上を図ることが最終目的だ。同大学人事部・業務構造改革担当副部長の神馬豊彦氏はこう説明する。

(※全文:2095文字 画像:あり)

全文を読むには有料プランへのご登録が必要です。