アサヒグループ インサイトで顧客理解を深化、新しい価値創出を目指す
飲食をコアとした新価値創出を目指す「Foos as a Service構想」を掲げるアサヒグループ。DXをイノベーション文化醸成のための成長エンジンと位置付け、その担い手を育成している。DX推進や新規ビジネスを創出するValue Creation室の取り組みを追う。
飲食の新価値創造のため
道具としてのDXを全社に
大江 輝明
グループの理念である「Asahi Group Philosophy」に基づき、「Value Creation」を推進しているアサヒグループホールディングス(以下、アサヒGHD)。その要となるDX人材を育成するのが、2020年4月に創設された日本統括本部事業企画部のValue Creation(VC)室だ。シニアマネージャーの大江輝明氏は、経緯についてこう語る。
「2019年から取り組んできたADX(Asahi Digital Transformation)戦略をIT 戦略の一部と捉えてしまう社員が多く、各事業会社への浸透に難しさを感じていました。DXはお客様にフォーカスし価値提供をするための道具にすぎないという考えの下、取り組みを加速化・進化させるためにVC室を新設しました」
(※全文:2035文字 画像:あり)
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