小学生と専門学生が協働、「横浜の新たな名物」開発プロジェクト

学校法人岩崎学園(横浜市神奈川区)と株式会社A.G.A.(神奈川県川崎市)は協働し、神奈川県在住の小学生と岩崎学園の専門学校の学生が、「横浜の新たな名物」を生みだすため、地元企業と連携して商品開発を行う「Polytope Project IWASAKI(ポリトーププロジェクトイワサキ)」の活動を今年度より開始する。

横浜市の市花である「バラ」に焦点をあて、初年度となる今回は、お土産やプレゼントにも活用できる「バラを使ったお菓子」をテーマに、神奈川・横浜とバラの魅力を伝えられる商品の開発について、市場調査から商品企画立案、デザイン考案、加工、市内店舗での販売、事業報告までの一連のビジネスの流れを実践する。

今年度はトライアルとして、8月から2月までの約半年をかけて取り組む予定で、第1回目のプログラムを、8月28日(土)に実施する。当日は、県内の小学生(4~6年生)15名が参加予定で、また、岩崎学園の専門学校で、ITやデザイン、ファッション、保育などを学ぶ学生14名が、日ごろの授業内でのプロジェクト学習の経験などを活かし、プロジェクトマネージャーとして、プログラムの進行や企業との調整、小学生のサポートを行う。

第1回プログラムでは、特別企画として横浜イングリッシュガーデンにて、施設の見学や同施設ガーデンスタッフからのバラについてのレクチャーを通して、バラへの理解を深め、商品企画についてのディスカッションを行う。今後も、月に1度程度プログラムを実施する予定だ。

今回のプロジェクトは、横浜の新たな魅力を若い目線から訴求し地域社会の活性化へ繋げること及び、参加した小学生や学生が地域への理解と興味を深めることや、アクティブラーニング形式で主体的に取り組むことで、「発想力」や「起業への興味関心」の醸成、ビジネススキーム習得を目的に実施する。

21.8.23news3

学校法人岩崎学園・プレスリリースより