茨城県教育長 先の見えない時代、変化に対応した学校づくりに力を注ぐ

茨城県では、新しい時代に求められる能力を育むことを目指して、グローバル人財の育成やアントレプレナーシップ(起業家精神)の育成、プログラミング教育など、様々な取組に力を入れている。茨城県の教育行政の取組と展望について、県教育長の森作宜民氏に話を聞いた。

課題解決力や発信力を備えた
グローバルリーダーを育成

森作 宜民

森作 宜民

茨城県教育委員会 教育長
1983年、鹿島郡鹿島町立高松中学校教諭。2012年、神栖市立波崎第一中学校校長。茨城県教育庁学校教育部長、教育庁教育改革推進監等を経て、2022年4月に茨城県教育委員会教育長に就任。

──茨城県では、教育行政の基本方針として「いばらき教育プラン」を策定されています。

2022~2025年度を計画期間とする「いばらき教育プラン」では、変化の激しい時代を生き抜くために、リスクに積極的に挑戦し、自分の夢を実現したり地域課題を発見・解決できる「人財」の育成を目指しています。新しい時代に求められる能力を育成するため、グローバル人財の育成やアントレプレナーシップ(起業家精神)の育成、プログラミング教育やSTEAM教育など、様々な取組に力を入れています。

本県では、2018年度から次世代グローバルリーダー育成事業に取り組んでいます。英語の学習意欲が高い中高生を対象に、…

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