常陸frogs 「世界とつながる」プログラムで次世代リーダーを育成

常陸frogsは海外研修を含む約半年のプログラムであり、「テクノロジーで社会課題を解決する」というテーマのもと、中学生や高校生、大学生等がサービスの開発に取り組む。それは厳しい環境に身を置いて、自問自答し続ける経験であり、若者に飛躍のきっかけを与えている。

半年間のプログラムで
イノベーター型人財を育成

菅原 広豊

菅原 広豊

一般社団法人 常陸frogs 代表理事
1984年生まれ。秋田県秋田市出身。茨城県日立市在住。震災をきっかけに働き方や生き方に疑問を抱き、2013年から会社員をしながら地域のプロジェクトに関わる。複業家として7年間活動した後、2020年4月に独立。地域×教育をテーマに人財育成プログラム「常陸frogs」で起業。FROGS社イノベーター育成者ライセンス第一号取得者。つくばベンチャー協会理事。2022年度茨城県表彰 新しいいばらきづくり表彰 産業振興 受賞。

2019年にスタートした常陸frogs(ヒタチフロッグス)は、中学生から高校生、大学生・大学院生までを対象に、1ヵ月間のグローバル研修を含む約半年のプログラムを提供して「ハイブリッドイノベーター型人財」を育成している。ハイブリッド型イノベーター型人財とは、理系・文系の垣根を超えて「創造的思考力」と「理論的思考力」を併せ持ち、課題解決に対してクリエイティビティとテクノロジーでアプローチできる人財のことだ。プログラム参加者は「テクノロジーで社会課題を解決する」というテーマのもと、それぞれのサービスの開発に取り組む。常陸frogs代表の菅原広豊氏は「本気でサービスの創出に挑戦するプロセスの中で、学校で学ぶ科目教育だけではない非認知能力を育むことができ、成長実感を得ることができます」と語る。

参加費は無料だ。地域企業の協賛を得て運営することで、…

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