筑波大学 「学際性」「国際性」の強みを活かし、大型の産学共同研究を推進

筑波大学は「学際性」と「国際性」の強みを深化させ、産学共同研究の国際展開やベンチャーエコシステムの構築などを進めている。筑波大学の産学連携の取組みと展望について、オープンイノベーション国際戦略機構の機構長、金保安則氏に話を聞いた。

ニーズドリブン型の
共同研究に力を注ぐ

金保 安則

金保 安則

筑波大学 オープンイノベーション国際戦略機構 機構長/国際産学連携本部 本部長/副学長・理事
京都薬科大学薬学研究科博士課程修了。薬学博士。米国NIH、コネチカット州立大学、SmithKline & French研究所などの研究員を経て、東京工業大学 助教授、東京都臨床医学総合研究所 部長、筑波大学教授を経て現職。

──筑波大学オープンイノベーション国際戦略機構(OI機構)は、どういった役割を担う組織なのですか。

OI機構は、組織対組織の大型共同研究の組成により産学連携の規模拡大を加速するため、2019年10月に発足しました。従来、筑波大学に限らず大学における共同研究の多くが、大学で研究開発したシーズが先にあり、その事業化を目指して企業と共同研究を推進することを目指すものでした。しかし、これからの時代、そうしたシーズオリエンテッド型の方法では限界があります。

OI機構が支援しているのは、…

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