ランサーズと富士信用金庫が業務提携、デジタル人材をマッチング

ランサーズ株式会社(東京都渋谷区、代表取締役社長 執行役員CEO:秋好 陽介、参考記事)は、12月19日、富士信用金庫(静岡県富士市、理事長:浅見祐司)と業務提携を提携したことを発表した。

本業務提携では、『Lancers』がもつ150万人以上のデータベースを活かし、富士信用金庫が支援する地域企業に必要なデジタル人材のマッチングを強化する。

経済産業省のレポート「地域社会のDXに向けて」では、DX(デジタル・トランスフォーメーション)に積極的に取り組む先行企業は5%である一方、95%の企業はDXに「まったく取り組んでいない」または「取り組み始めた段階である」とし、先行企業と平均的な企業のDX推進状況は大きな差があるとされている。

また、2025年にはIT人材不足が約43万人まで拡大すると推測されている。

DXを推進するうえでは特にIT人材の流動性が求められるが、富士信用金庫が本店を構える静岡県には2022年11月時点で同県に在住するデジタル人材を中心としたフリーランスが2.9万人以上『Lancers』に登録している。

富士信用金庫が支援する企業へ単発から常駐・リモート常駐までさまざまな人材のマッチングが可能となることから、今回の業務提携締結に至った。

なお、ランサーズが地域の金融機関と提携を行ったのは今回で41行目。

同社では今後も地域企業のDX化を推進することで地域経済の活性化を図り、「すべてのビジネスを『ランサーの力』で前進させる」というビジョンの実現を目指していくとしている。

22.12.20news3

ランサーズ株式会社のプレスリリースより