財務・経理知識を基盤に意思決定する CFOに求められるスキルとマインド

財務や経理のプロであるだけでなく、経営チームの一員として会社の成長を牽引する存在でもある最高財務責任者(CFO)。36歳でCFOに就任、IPOも経験したランサーズ株式会社コーポレート部執行役員の小沼志緒氏に、求められる資質・能力を聞く。

「数字」から会社を理解する
CFOへの関心を高めた学生時代

小沼 志緒

小沼 志緒

ランサーズ株式会社 執行役員
、 ランサーズエージェンシー株式会社 代表取締役
株式会社日興シティグループ証券にて主に金融業界の大手クライアント向け資本戦略・財務戦略提案、実行支援などに従事したのち、株式会社リクルート 財務部にて、IPOを始めとした資本政策関連のプロジェクトや財務戦略立案、M&Aなどのグローバル展開支援などを担当。2017年11月にランサーズに参画、2018年4月より執行役員に就任しCFOとしてIPOを担当する。2021年4月にグループのランサーズエージェンシー株式会社 代表取締役に就任。

“個のエンパワーメント”をミッションに掲げ、日本最大級のクラウドソーシング仕事依頼サイト『Lancers』を運営するランサーズ。2019年12月に東証マザーズ(当時)に上場した同社の新規株式公開(IPO)を支えたのが小沼志緒氏だ。小沼氏は、学生時代から最高財務責任者(CFO)に関心をもちキャリアを歩んできたという。

(※全文:2022文字 画像: あり)

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