文科省、高校生等に留学機会を提供する「拠点形成支援事業」を開始

独立行政法人日本学生支援機構は、トビタテ!留学JAPAN 第2ステージ「新・日本代表プログラム」の高校生等(第9期)及び大学生等(第16期)の派遣留学生の募集を行う。高校生等(第9期)は700名、大学生等(第16期)は250名を募集する。

「新・日本代表プログラム」は、将来、「社会にイノベーションを起こすグローバル探究リーダー」(高校生等)や、「自ら社会に変革を起こしていくグローバルリーダー」(大学生等)として日本の未来を創る人材を育成する新たな留学プログラムとして、2023年度より実施している。

また、今年度より、地域の産学官が共創し、地域の高校生等への留学機会提供と留学機運醸成に取り組む「拠点形成支援事業」を開始している。同事業においては、高等学校段階からグローバル人材育成に取り組む留学モデル拠点地域を全国に作り、「地域にイノベーションを起こすグローバル探究リーダー」を育成することを目的として、採択された地域において、当該地域の高校生等の留学を支援する。

今回、初年度の採択地域事業として3県(滋賀県、静岡県、石川県)の地域事業を決定した。採択地域は、年間最大 50名、地域内の高等学校等に在籍する高校生等を選抜し、「マイ探究コース」「社会探究コース」「スポーツ・芸術探究コース」に、地域特有の課題解決や地域貢献につながるテーマを海外で探究する「地域探究コース」を加えた、4つのコースからなる留学プログラムを実施する。

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