私大初、神田外語大がセールスフォースEducation Cloud採用

神田外語大学は5月10日、セールスフォース・ドットコムの大学向けソリューション「Education Cloud」を、国内私立大学として初めて採用したことを発表した。国内では東京大学に次いで2例目となる。

これを基に、デロイト トーマツ コンサルティングと連携して、同大独自の学習システム「KUIS ポートフォリオ」を開発・導入し、4月より運用開始している。同ポートフォリオは、学生の履修・学習履歴データや成績データと連動し、自身の学修状況が可視化できるクラウドシステム。大学での学びのデータを一本化することで、学習者のあらゆる学修状況が可視化されるだけでなく、目標管理や学習毎の振り返りを記録することで、学習を通じたこころの変容や自身の考え方の特徴を明確に把握し、次なる学びへ繋げることができる。

同大では授業だけでなく、ボランティアやインターン、留学、休暇中の経験など、学内外のあらゆる活動を学びの機会として捉え、学生自身がデータを積極活用する事により、より質の高い学習に生かし、卒業後も生涯にわたって学び続けることができる自立学習者の育成を目指す。

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