アンコンシャス・バイアスを可視化するeラーニングツール

誰もが持っている無意識のバイアス。個々がバイアスを認識し、行動変容を起こすことで、企業の持続的成長に必要な組織変革を推進することができるという。アンコンシャス・バイアスを可視化するeラーニングツール「ANGLE」を提供するチェンジウェーブの鈴木富貴氏に話を聞いた。

アンコンシャス・バイアスが
ダイバーシティの阻害要因に

鈴木 富貴

鈴木 富貴

株式会社チェンジウェーブ 上席執行役員
静岡放送株式会社で報道記者・ディレクターとして15年勤務。夫の転勤を機に退職・渡米し、米国の暮らし・教育について国内テレビ向けにレポートを行った。帰国後、専業主婦を経てダイバーシティ経営、働き方改革等の取材を開始。静岡市男女共同参画審議会委員、女性メンタープログラムの講師を務めた。チェンジウェーブ参画後は、大手企業の組織開発、人材育成に携わるほか、異業種研修プログラムの企画・運営、アンコンシャス・バイアスに関する講演・研修・商品開発を担当。Designing Your Lifeジャパン 認定講師。

アンコンシャス・バイアスとは、自分では気づいていない「ものの見方やとらえ方の偏り」のことだ。人の判断や行動は、過去の経験や知識・価値観・信念が、無意識のうちに影響を及ぼしている。企業経営におけるアンコンシャス・バイアス対策は、ダイバーシティ推進のために必要不可欠と言われている。それが社員の不平等や分断の原因となり、偏った組織風土を醸成するからだ。生産性の低下やイノベーションの障害になる可能性もある。

(※全文:2129文字 画像:あり)

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