在留外国人が選ぶ「日本で働きたい企業ランキング」 1位はトヨタ

226の国と地域出身26万人以上の在留外国人が登録している日本最大級のメディアを運営する、株式会社YOLO JAPAN(大阪本社:大阪市浪速区)は、アメリカ、フィリピン、ブラジル、ベトナム、インドネシアを含む47か国127名の在留外国人にオンラインアンケートを実施した。この調査結果に基づき、在留外国人が2023年に最も働きたい企業ランキングと、それらの企業に共通する特徴についてまとめた。

今回の調査によると、世界的に有名な日本の自動車メーカーのトヨタ自動車株式会社が、在留外国人が今一番働きたい会社1位となった。続いて、日本を拠点とし、楽天市場などのサービスを展開する楽天グループ株式会社が2位に位置づけられた。

ゲーム開発やエンターテインメント業界からは、株式会社カプコンや任天堂株式会社が上位にランクイン。また、アマゾンジャパン合同会社やアップル ジャパン合同会社、そしてLINE株式会社など、国際的に知られているサービス提供する企業もトップ10に含まれている。

在留外国人が働きたい企業を選ぶ理由として、「有名な会社だから」が最も多く16.7%を占めた。次に、「スキルアップをサポートしてもらえるから」が10.0%となり、外国人も日本でのキャリアアップ環境を求めていることが分かった。また、「外国人がたくさん働いているから」(8.5%) や「従業員数が多い大企業だから」(8.2%) といった回答もあり、企業の国際的認知度やグローバル化などが重要な要素であることが示された。

今回の結果から、在留外国人が選ぶ企業ランキングの上位には、国際的に有名な企業が並ぶことが明らかになった。一方で、知名度だけではなく企業に対する信頼性や日本でのキャリアアップ環境も重視しており、在留外国人は日本人と同等に働く環境も求めていることが示された。

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株式会社YOLO JAPAN・プレスリリースより