教育にイノベーションを起こす「先端」教育事業開発へのチャレンジ

「教育事業」は教育界にイノベーション=先端を生み出すための手段である。教育事業開発におけるポイントを、教育界の連続起業家が解説する。

廣政 愁一

廣政 愁一(ひろまさ・しゅういち)

大手予備校人気講師を経て「RGBサリヴァン」を立ち上げ、学校内予備校という業態のパイオニアとして全国展開を果たす。同時に、講師育成事業、家庭教師派遣、予備校講師派遣、幼児教育を行う株式会社スキップを経営。40代半ばに2つの会社を後進に事業継承し、2015年5月株式会社学びエイドを立ち上げ、代表を務める。

GAFA(Google・Amazon・Facebook・Apple)が直接関与していない領域は「教育事業」である。特に日本における教育事業は言葉の壁と限られたマーケットサイズが立ちはだかり、海外からの参入を妨げている。いわば、外来種に怯えずに在来種との戦いを勝ち抜けばいい。そのマーケットサイズからユニコーン(評価額が1000億円以上の未上場のスタートアップ企業)を作ることは難しいが、勝ち筋を作ることはそれほど難しいものではない。

「先端」という言葉を連載第一回の記事で川山教授は「これまで『未知』の領域であったものを『既知』のものとし、自らの領域へと取り込んでいって新たに境界を確定すること、もしくは…

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