DX推進で増えるフリーランス人材の活用 「2025年の崖」克服できるか

フリーランスITエンジニア向け案件紹介サービス『レバテックフリーランス』を運営するレバテック株式会社が、「2021年の企業の業務委託IT人材活用動向」を発表した。

この調査は、2021年に「レバテック」で業務委託のIT人材を募った企業のうち、どのような企業がどのようなタイミングで業務委託を活用していたのかを、「業界」や「設立からの年数」の切り口で分析したもの。

その結果、①システム開発の需要が拡大、業務委託案件の発生する企業数は昨対比で約5割増、②新型コロナウイルスの感染拡大で需要が伸長 した「EC関連」の案件発生企業数が増加、③スタートアップやベンチャー企業のフリーランス活用は、新型コロナウイルス感染拡大初期から増加、という傾向が明らかになった。

同社によると、2021年は新型コロナウイルス感染症が少しずつ収束しはじめたことや、大手企業のDXが活発になったことなどが、業務委託案件増加の要因として考えられると分析。

また、今後もDXの活発化でエンジニアの需要が高まると同時に、経済産業省が「DXレポート」で指摘した「2025年の崖」(DXが推進されない場合、競争力の低下により約12兆円の経済損失が発生するという予測)までの短い期間でDX対応が求められることが予測され、即戦力となるフリーランスを活用する企業は増えると予測している。

22.1.19news2

レバレジーズ株式会社プレスリリースより