大学ファンド 25年度の運用実績が3,158億円の黒字に
科学技術振興機構(JST)は7月3日、「2025年度業務概況書」を公表し、大学ファンドの2025年度の運用実績を公開した。
2025年度決算における「当期純利益」は3,158億円(前年度比+598億円)の黒字。「収益額(=総合収益額)」は+1兆1,822億円、「収益率(=時間加重収益率)」は+10.7%、「運用資産額」は12兆2,542億円となった。
大学ファンドは2022年3月より運用を開始。運用開始以降の累積の収益額は+2兆3,130億円で収益率は+21.3%となっている。国際卓越研究大学等への助成財源となる当期純利益の累積額は+7,566億円となり、助成を開始した2024年度以降における助成金額は、累積で787億円に上る (国際卓越研究大学447億円、博士課程学生支援335億円、優秀な海外若手研究者の招へい・受入支援4億円)。
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文部科学省では、2024年11月に東北大学、2026年1月に東京科学大学を国際卓越研究大学に認定。7月3日には3校目として京都大学が国際卓越研究大学の認定及び体制強化計画の認可の水準を満たし得るとの有識者会議の審査結果が公表されている。
国際卓越研究大学等への助成財源となる額は、当期純利益(+3,158億円)に資本剰余金(+3,745億円)を加えた額から、大学ファンドの財務状況等を踏まえ、別途決定される。なお、毎年度の助成総額は、助成財源の範囲内で「助成の基本方針」に基づき政府の会議体で決定される。
「2025年度業務概況書」の詳細は下記で確認できる。
https://www.jst.go.jp/fund/