金沢大学で「キャリアデザインコーチング」を実施 THE COACH

株式会社THE COACH(代表取締役:岡田裕介、松浦瞳)は8月3日、金沢大学国際基幹教育院と連携し、4月6日〜6月8日の間に実施した特別講義「キャリアデザインコーチング」の全カリキュラムが終了し、学生に実施したアンケート結果を公表した。

コーチングとは、コーチとクライアント(コーチングを受ける人)の間で気づきと行動が生まれるプロセス。THE COACHでは、コーチングの学びを通じて、自分と向き合い、他者と信頼関係を構築し、周囲を支援する力を育むことを目指して、オンラインコーチングスクール「THE COACH Academy」を運営している。

特別講義を開講した金沢大学は、文部科学省の「大学による地方創生人材教育プログラム構築事業」に信州大学・富山大学とともに取り組んでいる。三大学が目標とする地域変革人材の育成には「変わり続ける力」「役割を果たす力」「粘り強くやり抜く力」等の修得が重要だと捉え、特別講義「キャリアデザインコーチング」を実施することとなった。

特別講義「キャリアデザインコーチング」では、約2ヶ月間にわたり、20名の学生がコーチング学習に取り組んだ。同講義は「THE COACH Academy」が提供する「基礎コース」の内容に沿ったカリキュラムを扱い、コーチングの基本となるあり方やスキルを学び、実践やワークを通して、自己と向き合い、自己受容を高めていくことを目指したプログラムとなっている。講義内や宿題では、コーチ役、クライアント役それぞれの立場で、練習セッションを複数回体験した。

全講義終了後、特別講義を受講した20名全員へのアンケートを実施。受講生の9割以上が、コーチングを通して自己理解が深まった、と回答。自己分析が苦手と捉える学生が多い中、講義を通して、自己理解が深まったかどうかたずねたところ、「非常にそう思う」(60%)、「ややそう思う」(35%)という結果となった。また、キャリア形成におけるコーチングの学びの必要性をたずねたところ、「非常にそう思う」(85%)、「ややそう思う」(15%)という結果となった。取組やアンケート結果の詳細はURLから。
https://thecoach.jp/news/kanazawadaigakudone/

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画像はTHE COACH・プレスリリースより