「持田・ストロナク全額奨学金」を創設 テンプル大学ジャパンキャンパス

テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)は9月9日、ゴールドマン・サックス証券株式会社代表取締役社長、持田昌典氏より450万ドルの寄付を受けたことを発表した。TUJ史上最高額の寄付により基金を創設し、日本の国公立高等学校出身の学生に対し、実質学費免除でTUJに通える奨学金制度となる。

「持田・ストロナク全額奨学金」は、日本の国公立高等学校を卒業見込で、TUJに入学希望の生徒から、学業成績等に基づいて毎年若干名を選考し、最大 10 学期間(5年間)の学部課程の学費・諸費用全額を給付する。さらに本奨学金にはオプションとして、テンプル大学アメリカ本校(ペンシルベニア州フィラデルフィア)への最長2学期間の留学(学費・諸費用給付)およびTUJ学部課程への条件付き入学であるBridge Programが含まれる。

今回の持田氏の寄付は、TUJの39年間の歴史において、初の全学費給付型奨学金を実現する寄付基金(運用型)となる。現在、2022年にTUJに進学する第一期の持田・ストロナク奨学生の出願を受け付けている。詳細は下記から。

https://www.tuj.ac.jp/jp/ug/cost-financial-aid/mochida-stronach.html

21.9.10news1

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