日本オンライン教育産業協会、「日本e-Learning大賞」を発表

一般社団法人・日本オンライン教育産業協会(JOTEA)は10月16日、「日本e-Learning大賞」の今年度の受賞者を発表した。

「日本e-Learning大賞」は、同協会が2004年から毎年行っている顕彰事業。優れたeラーニング技術やコンテンツ、活用事例に、最優秀賞である日本e-Learning大賞以下、経済産業大臣賞、総務大臣賞、文部科学大臣賞、厚生労働大臣賞など各種の賞を授け、表彰する。

第20回にあたる今回、大賞に選ばれたのは、株式会社スピークバディが開発した同名のAI英会話アプリ。AIキャラクター(バディ)との対話を通じて、相手が人間だと生まれる恥ずかしさやためらいを感じることなく、発音やフレーズを練習し、会話表現を習得することができる。講師予約や移動が不要な上、教材は全てアプリ内で配信。このため時間や場所を問わず、スマホ一つで学習することができる。

その他の主要な賞とその受賞者は以下の通り。

経済産業大臣賞
株式会社みんがく/カラフル学舎の「〈NANDE〉生徒の思考プロセス可視化ツール~答えを教えず、答えに導く、新しいソクラテス問答法~」 

文部科学大臣賞
つくば市総合教育研究所の「つくばから創出!Society5.0時代に世界のリーダーとして活躍できる人材を!!」 

総務大臣賞
株式会社ポプラ社の「1人1台端末で新しい読書体験!本と学びのプラットフォーム〈MottoSokka(もっとそっか)!〉」(日本電子出版協会会長賞とダブル受賞)

厚生労働大臣賞
株式会社グロービス「生成AIを活用した未来の学習スタイルを実装、さらにデジタルスキル標準に沿って体系的にDX知識を学べる」

その他の受賞者や過去の受賞者は以下より。
https://www.online-learning-forum.jp/award-winner/

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大賞を受賞したAI英会話アプリ「スピークバディ」