学習支援者の基礎知識が身につくeラーニング 認定NPO法人エッジ

認定NPO法人エッジは3月1日、学習支援を必要とする子どもや発達障害の理解、かかわり方、学習支援の基本など、学習支援者としての基礎知識が身につく、LSA(学習支援員)養成講座ベーシックコースを2024年3月に開講することを発表した。

同講座は行政と協働という形で東京都港区の学習支援員養成講座として2005年から始まり、2010年には入門コースと本コースに分かれて全国へ拡大。改訂で具体例を加えながら、18年間続いている講座で、のべ2136人が受講している。

LSA(学習支援員)養成講座・ベーシックコースでは、小・中・高等学校の通常学級の中で学習支援を必要としている子ども達の理解、支援に必要な知識や手法を、基礎からeラーニング形式で学ぶ。

LSA(学習支援員)を2004年より導入している東京都港区では、通常学級内での不登校児童の減少や、障害の有無にかかわらず児童生徒の個々のニーズに合わせて支援に入ることで、その児童生徒が学校生活をいきいきと営めるという成果を認め、支援を続けている。

国も特別支援教育支援員として制度を作り、全国各地で、名称は「学習支援員」「教育補助員」「特別支援教育支援員」など異なりものの、同様の学習支援が広がっている。

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