Duolingoが留学準備の実態を調査、最大の壁は「費用」「治安」 

Duolingo, Inc.は、海外の大学・大学院・短期大学・高等専門学校への留学を経験・検討している学生およびその保護者を対象に、留学準備における費用や不安要素に関する意識調査を実施、11月12日、調査結果を公表した。 

「実際に留学を検討する際に、不安や障壁と感じるものは何ですか?(複数回答可)」に対して最も多かった回答は「治安・安全面」(54.4%)で「費用」(51.7%)、「語学力不足」(42.3%)と続いた。 

Duolingo「海外留学に関する意識調査」(2025年11月12日) 

「留学準備の際に英語力照明試験を何回受けましたか?」の問いには、2回以上受けている人は66%(2回が30.8%、3回が21.9%、4回が4%、5回以上が9.3%)にも上り、既定点数を満たすために複数回受験する実態が明らかとなった(なお1回は20.2%)。 

また、「英語力証明試験にかかった費用の総額を教えてください」では、試験費用は5万円以上の出費が41.1%(5~8万円が24%、8~10万円が9.2%、10万円以上が7.9%)にのぼり、経済的な負担の大きさが浮き彫りとなった。 

「留学の準備にかかった費用(出願料・英語試験料・ビザ・渡航関連費用など)のおおよその総額を教えてください」の回答は「30〜50万円未満」が最多(11.3%)で、「10~20万円」(11.0%)、「20~30万円」(10.7%)と続いた。「100万円以上」も1割(10.6%)を占めており、経済的なハードルが大きいことが明らかとなった。 

本調査「海外留学に関する意識調査」は、海外の高等教育機関(大学・大学院・短期大学・高専)への留学を経験・検討した全国の18歳以上男女が対象。調査期間は2025年9月で、有効回答数は1,070名だった。 

調査結果の詳細は以下から読むことができる。 

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000069537.html