革新的半導体集積回路の創生に向けた拠点形成事業に東京大学ほか採択

文部科学省は4月12日、カーボンニュートラル2050やデジタル社会の実現、経済安全保障の確保に向けて重要な役割を果たす革新的半導体集積回路の創生を目的とし、日本の強みを活かした研究開発および人材育成の中核的なアカデミア拠点形成を推進する事業「次世代X-nics半導体創生拠点形成事業」の採択結果を発表した。

本事業への応募件数は9件で、下記の3大学が採択された。

1. 代表機関:東京大学
拠点名:Agile-X(アジャイルエックス)~革新的半導体技術の民主化拠点
拠点長:黒田 忠広

2. 代表機関:東北大学
拠点名:スピントロニクス融合半導体創出拠点
拠点長:遠藤 哲郎

3. 代表機関:東京工業大学
拠点名:集積Green-niX(グリーンニクス)研究・人材育成拠点
拠点長:若林 整

需要の急増や資源不足、世界情勢の不安定化などで経済安全保障の重要性が高まる中、各拠点の今後の取り組みに注目が集まる。

22.4.13news3