高専機構と次世代IT人材等の育成に関する連携協定を締結 ビズリーチ

Visionalグループの株式会社ビズリーチと独立行政法人国立高等専門学校機構は、深刻化するIT人材不足などの課題を解決するため、2月9日、新たな社会をけん引する人材の育成を目的とした連携協定を締結したことを発表した。

同協定では、今後教育現場において、ビジネスの第一線で活躍する民間企業のプロフェッショナル人材の、「副業先生」としての採用を促進するため、同社が高専機構に対し、人材公募サービスの無償提供などを実施する。同協定を通じて、学生の学びの質の向上を図り、将来「即戦力」となるプロ人材の育成を目指す。 

昨年、高専機構は同社の協力のもと、国立高専で唯一サイバーセキュリティ専門のコースを設置する高知工業高等専門学校で人材を公募し、副業先生の採用拡大に繋げている。今後、さらに副業先生の導入を進め、3年後には全教員の1~2割を実務家教員とすることを目指し、高専機構と同社が協力して「副業先生導入モデル」の検証と構築を行い、他の国立高専へ展開していく、としている。

22.2.10news1

画像はプレスリリースから。