優れたeラーニング事業を表彰する「IMS Japan賞」の受賞者発表

一般社団法人・日本1EdTech協会は10月26日、第8回「IMS Japan賞」の受賞者を発表した。

同協会は、eラーニング分野の国際標準化団体、「1EdTech Consortium」(旧IMS Global Learning Consortium)の活動を日本およびアジアに広めるべく、本邦の大学や企業が中心となって2016年に発足した団体。大学では京都大学や法政大学や放送大学、企業ではマイクロソフトや富士通、団体では独立行政法人・大学入試センターらが会員に名を連ねている。

「IMS Japan賞」は、同協会が発足以来行っている顕彰事業。1EdTech Consortiumが実施している「Learning Impact Award」(LIA)に範を取り、教育・学習のDXや、技術標準の普及に貢献した作品や実践を表彰している。

第8回となる今回、最優秀賞を受賞したのは、株式会社学研メソッドが開発した、AIにより個別最適化学習を可能にする学習管理システム「学研オリジナル学習システム(Gakken Digital Learning System, GDLS)」。IMS Japan賞は先述したLIAの国別予選を兼ねているため、同システムは来年6月にアメリカで行われるLIAの最終審査(プレゼンテーションと質疑応答)に進む予定。

その他の受賞者は以下の通り。

優秀賞
learningBOX株式会社「learningBOX」
株式会社デジタル・ナレッジ「Daily Learning Project」 

奨励賞
株式会社みんがく&カラフル学舎「<NANDE>生徒の思考プロセス可視化ツール~答えを教えず、答えに導く、新しいソクラテス問答法~」
SYWORKS Corp.「Honeycomb」
株式会社ベネッセコーポレーション「オンライン習いごと<チャレンジスクール>」

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日本1EdTech協会プレスリリースより