岸田首相が所信表明、こども一人当たりの支援規模をOECDトップの水準に

岸田文雄総理大臣は10月23日、臨時国会で所信表明演説を行った。その中で、「教職員の処遇見直し等を通じた公教育の再生にも取り組む」と述べた。

所信表明では、「こども未来戦略方針」に関して、「スピード感ある実行のため、当面の集中的な取組に必要な制度設計を速やかに具体化し、できるところから取組を実施していく」と表明。また、「前倒しによる各種施策の実施を検討し、我が国のこども一人当たりの支援規模をOECD(経済協力開発機構)トップの水準に引き上げていく」ことも述べた。

この他、「『こども・若者の性被害防止のための緊急対策パッケージ』に基づく取組を加速するとともに、不登校やいじめに対する対策を強化する」ことを明らかにした。所信表明全文は、URLから参照できる。
https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/statement/2023/1023shoshinhyomei.html

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臨時国会で所信表明演説を行う岸田文雄総理大臣。画像は首相官邸HPから。