「九州DX推進コンソーシアム」設立　産官学金の協力で人材育成・産業創出

11月30日、福岡県をはじめとする九州における社会経済活動全般のデジタルトランスフォーメーション（以下、DX）を産学官金によって推進することを目指して「九州DX推進コンソーシアム」が設立された。

同コンソーシアムは一般社団法人 九州経済連合会（会長：倉富純男、福岡県福岡市）、国立大学法人 九州大学（総長：石橋達朗、福岡県福岡市）、福岡県（知事：服部誠太郎）、デロイト トーマツ グループ（CEO：永田高士、東京都千代田区）によって設立されたもので、産学官金の関係者が一体となり、地域におけるデジタル人材の育成や、デジタル技術の活用による地域課題の解決と新たな産業の創造を推進し、持続可能な地域社会と経済発展を実現することを目的とする。

まずは人材育成、産業創造ともに福岡県内をフィールドとして取り組みを行い、成功事例を創出し、九州全域へ拡大することを目指すとしている。

同コンソーシアムでは今後、地方自治体や九州域内の企業や大学等に参加を呼びかけていくとしており、地域発のDX人材育成とそれによる産業創出に期待がかかる。

九州大学ホームページより