勉強を教えるだけではない学習塾、人間力を磨いて「真の学力」を

八畳一間から始まった三重県の安藤塾は、子どもたちの人間的な成長を後押しし、地域の有名塾へと発展。合格実績でも結果を残しているが、代表の安藤大作氏は「成績アップは目的ではなく結果であり、人生に前向きになることで成績の向上がもたらされる」と、人間力の向上を説く。

勉強を教えるだけではなく、
人間力の向上につながる塾に

安藤 大作

安藤 大作

株式会社安藤塾 代表取締役
1991年、安藤塾を創業。十数校舎を展開し、三重県有数の人気塾に。様々な事業を展開し、保育園を3園設立、自宅を学童保育施設にして3ヵ所展開。子供のスポーツクラブを設立して体育からもアプローチをする。家庭教育に力を入れ、公益社団法人日本PTA全国協議会副会長も務めた。また様々な民間教育の全国団体を組織する日本民間教育協議会の代表も務めている。文部科学省、経済産業省他の委員多数。

安藤塾は三重県内で十数校舎を展開し、1000人ほどの児童・生徒が通う県下で有数の学習塾だ。中学・高校・大学の受験に対応し、多数の合格実績や成績アップの実績を残しているが、代表の安藤大作氏が大事にしているキーワードは「愛」だ。

「安藤塾は勉強を教えるだけの塾ではありません。思春期は、子どもたちが特に自信を失いやすい時期です。人と比較したり、周りの大人の評価によって『自分には価値がない』と自己肯定感を下げてしまう子も多い。『愛』をもって、そんな子どもを心底信じてあげる存在となり、自分には無限の可能性があると感じられるエネルギーの源になることが安藤塾のミッションです。『愛』というと古臭く思われるかもしれませんが、それは普遍的なものであり、…

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