明海大、不動産分野の専門人材育成に向けセンチュリー21と連携協定を締結 

明海大学は6月10日、不動産フランチャイズ事業を手掛ける株式会社センチュリー21・ジャパンと連携協定を締結した。フランチャイズ加盟店をフィールドとした実践的な学びにより、不動産分野の専門人材の育成を図る。

明海大は千葉県浦安市に本拠を置く1970年設立の私立大学。日本で唯一の「不動産学部」を有し、不動産のスペシャリストの育成に取り組んでいる。 

全国に960(2025年3月末現在)のフランチャイズ加盟店を有するセンチュリー21と連携することで、今後の不動産業を学術と実務の両面で担える人材を育成する。

不動産学部は1992年開設。「不動産学科」の1学科を置き、土地や建物の流通・ファイナンス・開発・投資・経営・管理の学びを通じ、不動産鑑定士や宅地建物取引士等の専門人材や、空き家問題や地域再生といった不動産関連の社会課題を解決できる人材を育成している。 

自治体や民間組織と連携した実践教育に力を入れており、このことからセンチュリー21との連携に至った。

フランチャイズ加盟店において不動産の実務教育を行うほか、インターンシップも実施するとしている。

aDSC06259_hp締結式の様子。左より、中嶌裕・明海大学長、園田陽一・センチュリー21代表取締役社長。明海大プレスリリースより