社会情報大、日本初の2つの研究科を有する専門職大学院に

社会情報大学院大学は4月10日、広報・情報研究科と実務教育研究科の入学式をそれぞれ挙行した。今年度よりオンライン履修を開始し、全国から入学者を迎えた。

昨年、文部科学大臣より設置が認可された実務教育研究科は、今後の知識社会を支える基盤となる、実践知を教育へ昇華する人材の育成を行うことを目的とする。また、知識社会学を基盤とした新たな知の形成と、教育・人材育成分野の最先端の知見について、理論と実践の両面を学びつつ、自らが新たな学びを社会に提供できるリーダーとなるための研究を行う。

同研究科第1期生として代表院生宣誓を行った立原寿亮氏（学校法人東京女子学園勤務）は、「教育の現場も産業界や地域と連携しながら、既存の価値観を変容させていかなければならない。民間企業等で行っている人材育成のエッセンスや成果・学びの可視化について研究しながら、自身の組織に学びを持ち返りたい」と意気込みを語った。

同大学院は、日本初の2つの研究科を有する専門職大学院となる。