高校生のアルバイトの動機、「趣味のため」が「貯金をするため」を上回る

株式会社マイナビは5月13日、2019年より毎年実施している「高校生のアルバイト調査」の最新結果を発表した。2月に全国の高校生を対象に実施。869人から回答を得た。

アルバイトをしている高校生は26.5%で、前年より2.7ポイント増加した。目的は「趣味のため」が58.4%で最多となり、「貯金をするため」(57.1%)を調査開始以来、初めて上回った(画像参照)。

お小遣いをもらっている高校生は55.2%で、3年連続の減少。1カ月の平均金額は8,415円で、前年の9,178円から763円減少した。家計への物価高騰の影響が、高校生のお小遣いにも及んでいると考えられる。

アルバイト先の決定に親が関与しないと答えた高校生は21.0%。およそ5人に1人が自身でアルバイト先を決めていることが判明した。

一方、SNSでのアルバイト探しの危険性について知っている高校生は、前年から5.2ポイント増加したものの、50.0%と約半数にとどまった。

闇バイトが社会問題となる中、親や学校がSNSの正しい知識を啓蒙し、積極的にコミュニケーションを取っていく必要があるとしている。

 

マイナビ プレスリリースより