LINEと学研 休校中の学習に関する協定を締結 教材を多数配信へ
LINE傘下の一般財団法人LINEみらい財団と学研ホールディングスは4月16日、「教育現場におけるICTの活用に向けた教材開発及び推進を共同して行うことに関する協定」を締結した。新型コロナウイルス感染症の影響で臨時休校となり授業を受けられない全国の小学生、中学生、高校生、およびその保護者を対象に、学習システムの提供を開始した。
LINE公式アカウント「Gakken 家庭学習応援プロジェクト」を新たに開設し、まず小学生・中学生向けに国語・理科・社会・英語・数学などの授業動画や、「学研まんが」シリーズなどの電子書籍のコンテンツ提供を開始。4月下旬は、小学生向けドリルや、高校生向け受験対策教材「大学入試ランク順」シリーズ(英語系、理科系、社会科系)を配信する予定。
さらに今後は、LINE傘下のAI技術開発会社の光学文字認識(OCR)技術を活用したAI採点システムを開発していく予定。同システムの導入で、学研の教材に手書きで記入して写真を撮り、「Gakken 家庭学習応援プロジェクト」LINE公式アカウントに送ると自動で採点されるような仕組みを実現できる見込み。
「Gakken 家庭学習応援プロジェクト」LINE公式アカウントページ