横浜市とポプラ社、子どもの読書機会の充実に向け連携協定を締結
横浜市教育委員会と株式会社ポプラ社は7月3日、子どもの読書機会の充実に向け連携協定を締結した。ポプラ社の小中学校向け電子図書館「Yomokka!」(よもっか)が、市立校9校に試験的に導入される。
ポプラ社は2021年から「こどもっとラボ」として教育事業を手掛けており、「Yomokka!」は2022年リリース。
プラットフォーム「MottoSokka!」(もっとそっか)から利用。1人1台端末を用いて、38出版社の4,300冊以上(2024年7月現在)の本をいつでも、どこでも、好きなだけ読むことができる。同じ本を何人でも同時に読むことができるので、読書だけでなく、調べ学習など授業にも役立てられる。
導入される9校の多くが、学級数31以上の「過大規模校」。児童生徒数に相応しい数の本を物理的に学校図書館に配架しきれない、学級数が多いため学校図書館をクラスで使える機会が少ないなど、子どもの読書機会の確保に困難さを抱える過大規模校の課題解決を目指すとしている。
締結式の様子。左より、加藤裕樹・ポプラ社代表取締役社長、下田康晴・横浜市教育委員会教育長。ポプラ社プレスリリースより